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梅の香りに、心うきうき!一足早く春を感じる大府盆梅展

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大府で30年以上に渡り毎年行われている「大府盆梅展」。その魅力をご紹介します!

そもそも「盆梅」って?


普段あまり聞かない「盆梅(ぼんばい)」というワード。

「盆梅」の「盆」は、「盆栽」のこと。盆栽といえば、小さな鉢に植えられた松をおじいちゃんが庭で手入れしている、そんなイメージですが、盆梅に植えられているのは梅の木です。
ダイナミックな枝ぶりの先に可憐に咲く赤やピンク、白の梅の花が最大の特徴。
なんとも映える盆栽なのです。

毎年2月に開催される大府盆梅展

まだまだ寒さも厳しい2月中旬。大倉公園の管理棟、休憩棟に一歩足を踏み入れると、そっと漂う梅の香り。畳敷きの室内にズラリと並んだ芸術的な盆梅が、一気に春を運んできます。

「大府盆梅展」はパッと華やぐ人気のイベント。
会場内には丹精込めて育てられた約70点もの盆梅が展示されています。梅に添えられた川柳も楽しみながら、じっくりその美しさを堪能しつつ、琴とバイオリンの演奏に耳を傾けたり、呈茶でホッと一息ついたり。
苗木や観光みやげの販売、甘酒、ぜんざいのふるまいも嬉しいサービス。

大府の春は、盆梅展から始まりますよ!

大府盆梅展、その始まりは…

「大府盆梅展」はぶどう狩りに代わる催しをと、どぶろく祭りで有名な長草天神社の梅文様に着目したのが始まり。
第1回は桃山公園の桃陵荘で、2回目以降は大々的に大倉公園で開催されました。

例年、手前の管理棟には大府盆栽会の作品、奥の休憩棟には日本盆栽協会の作品が並びます。

花の少ない寒い時期の開催とあって、お年寄りが外に出るきっかけになったり、休日には家族連れや遠方からの来場者でにぎわう、早春のイベントとして親しまれています。
入場無料なのも嬉しいですね。

梅ならではの魅力と鑑賞のポイント

薄い革と幹だけなのに、花は艶やかで香り豊か。普通の盆栽よりも花が付く分、映えるのも魅力な盆梅。枝が曲がった雲竜梅や枝や、ガクが緑の青軸など品種も多く、見所いっぱいです。

盆梅を鑑賞するのに難しいことはありません。

見てホッとする、落ち着く木を探してみてください。
本格的に楽しむなら、ぜひ座って干渉を。
盆梅と花台、添え物と呼ばれる小さな盆栽で「一席」です。

枝ぶりや花の美しさ、台とのバランスなどを楽しみながら、梅の木の生命力を感じてくださいね。

(KURUTOKO 5号 2020.1発行より抜粋)

第34回 大府盆梅展

令和7年 2月2日(日)~9日(日) 10:00~16:00(最終日は15:00まで)

会場:大倉公園 大府市桃山町5-74


今年もイベント盛りだくさん!三味線やウクレレ演奏、キッチンカーやワークショップなどのマルシェも楽しみ。着物来場特典もありますよ。

KURUTOおおぶにて呈茶券販売!

物産ショップにて、呈茶券の前売を行っています(数量限定1枚350円)。

販売期間:1/10(金)~2/1(土)

営業時間:10:00~18:00


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